世界で初めてのサイクロン掃除機を製造したダイソン。
現在では空気清浄ファンヒーター、ヘアアイロン、ドライヤーなども製造しており、どれも革新的な技術、デザインで人気を集めています。
高性能な一方で価格も高く設定されており、故障時の修理や買い替えは大きな出費となってしまいます。
そのため、突然の故障にも安心して対応できるように、事前に保証について確認しておくことが大切です。
この記事では、そんなダイソンの保証に関する情報を詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- ダイソン製品の保証期間、保証内容
- ダイソン製品の保証期間が過ぎたらどうすればいい?
- ダイソン製品の購入時にチェックしておきたい延長保証
保証期間、保証内容
保証期間は基本的に2年となっています。多くのメーカーは購入日から1年間に設定しているため、ダイソンの保証期間は良心的と言えます。
この保証期間内で、製品に製造上の瑕疵があると認められる場合、無料で製品または部品の交換もしくは修理対応をしてもらえます。(該当する部品の生産が終了するなど部品の在庫がない場合は、代替となる別の部品に交換)
なお保証を受けるためには購入から30日以内にダイソン公式サイトからの登録が必要です。安心してダイソン製品を使用するために忘れずに登録するようにしましょう。
また以下の場合に限り保証期間が5年となります。
ダイソンの保証期間が5年となる場合
- 照明製品
- 5年保証キャンペーン期間中での購入
- Dyson Demo 直営店での購入
しかし照明製品以外はタイミング、立地的に条件を満たすことが難しい場合が多いです。
長期保証に加入したい場合には家電量販店などが独自に提供している延長保証があります。
下記で紹介しているのでチェックしてみてください。
保証期間を過ぎたらどうすればいい?
保証期間が過ぎてしまった場合、基本的にはその保証期間を延長することは出来ません。
家電量販店などが提供する延長保証サービスについても購入時しか加入できないため注意してください。
そのため保証期間終了後にダイソン製品が故障してしまった場合は、有料で以下のような対応をすることになります
修理に出す
第一に考えるのがダイソンを修理に出すこと。
ダイソンのお問い合わせページを確認後、修理の連絡をしましょう。
修理料金については22000円~となっています。
またダイソンでは修理する製品の引き取りから返却まで3日以内を目標にしているとのこと。
SNSなどで実際に修理に出した人の口コミを確認したところ、ほとんど場合で1週間以内で修理が完了するようです。
部品を購入する
バッテリーの劣化など、故障や不調の部分が明確な場合には部品を購入して自分で交換することで対応できることもあります。
この場合は本体を修理に出す場合よりも出費を抑えられる可能性が高いです。
ダイソン公式オンラインストアでは一部のパーツは販売しているためチェックしてみてください
一方で、間違ったパーツを買ってしまう、部品を交換しても不具合が直らないなどのトラブルが考えられるので、最初にオンラインサポートを利用して故障の原因・対処法などを明確にすることをおすすめします。
買い替える(使っていた製品は下取りに出す)
- 修理料金が想定よりも高かった
- 長期間使用していて性能が落ちてきた
などの場合は新しいダイソンに買い替えるのも選択肢に入ります。
その場合、ダイソン公式ストアでは期間限定の下取りキャンペーンを実施していることがあるので、ぜひチェックしてみてください。。故障したダイソンが下取りに出せるかは確認が必要ですが、これを利用できれば新品を割引価格で購入できます。
購入時にやっておきたい故障対策
上記で解説したように、ダイソンの購入後は故障に備えて延長保証に加入するなどの対策をとることは難しくなってしまいます。
そのため、今後の購入を考えている人は次に紹介する購入時の故障対策についてチェックすることをおすすめします。
ダイソン購入時にやっておきたい故障対策
- 販売店の延長保証に加入する
- なるべくお得に買う
販売店の延長保証に加入する
まず紹介するのが延長保証サービス。
購入するショッピングサイトや販売店によっては独自の延長保証に加入することが出来ます。
2年間のメーカー保証期間では不安という方は以下におすすめの延長保証をまとめたのでチェックしてみてください。
ルンバの延長保証がおすすめの販売店
- Amazon
- ケーズデンキ
- ビックカメラ
Amazon
Amazonの延長保証の内容
対象機器 | 製品本体 | ||
申し込み期間 | 本体の購入時 | ||
保証期間・回数 | 自然故障 | 5年間(メーカー保証期間を含む) 保証回数に制限なし | |
物損 | 5年間 保証回数に制限なし | ||
保証対象となる故障 | 自然故障 | 本製品の取扱説明書や注意書に従って正常に使用したにもかかわらず、本製品に生じた電気的・機械的故障で且つ、本製品の製造メーカーの保証規定にて保証対象となる故障 | |
物損 | 破損、破裂、火災、落雷、異常電圧、水濡れ、風災、雪災等の偶然の事故に起因して本製品の機能が正常に働かなくなる場合 | ||
上限金額 | 自然故障 | 製品の購入金額 ・修理不可の場合や、修理費用が保証上限金額を上回る場合は、代替品(新品)を提供して保証終了 | |
物損 | 購入日からの経過年数で保証上限が変動 0年~1年未満 購入金額×100% 1年~2年未満 購入金額×50% 2年~3年未満 購入金額×40% 3年~4年未満 購入金額×30% 4年~契約終了日 購入金額×20% ・保証上限金額と物損保証の修理の履行により発生した累積費用を差し引いた金額のいずれか低い金額が保証限度額。 ・1 回の修理費用が保証限度額 を超過する場合には代替品を提供。保証限度額内での代替品の提供が困難な場合には、代替品の購入金額の一部を負担。代替品の提供により保証終了。 | ||
料金 | 有料(本体の購入金額の10%程度) | ||
備考 | 修理の際の回収・出張費は無料 |
Amazonの延長保証のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・物損にも対応 ・保証期間が5年 ・修理時の往復送料が無料 | ・有料(本体の購入金額の10%程度) |
Amazonでダイソン製品を購入する場合、一部の製品ではオプションとして有料の延長保証に加入することが出来ます。
Amazonの延長保証の最大の特長は自然故障だけでなく物損にも対応していること。
衝撃や落下による破損など、メーカー保証外の故障にも対応してくれるのがありがたいです。(物損の保証上限金額は自然故障と異なるため注意)
保証期間も5年間の長期であり、保証の手厚さはピカイチ。故障に対する不安を最小限まで抑えたい人にはおすすめです。
一方で、加入が有料であることがデメリット。
とはいえ延長保証料金は製品金額の1割程度。有料修理1回分の負担額よりも安く済ませられる可能性が高いです。
ビックカメラ
ビックカメラの延長保証の内容
対象機器 | 製品本体(付属品は対象外) | |
申し込み期間 | 本体の購入時 | |
保証期間・回数 | 5年(メーカー保証1年を含む)期間中何度でも可 | |
保証内容 | 通常故障(日本国内で保証商品の取扱説明書・本体注意ラベル等の注意書に従った正常な使用状態での故障)が発生した場合 | |
上限金額 | 購入金額の80%(上回る場合は、代替品を提供して保証終了) | |
料金 | 商品金額(税込)の5%分のポイント |
ビックカメラの延長保証のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・保証期間が5年間と長期 ・実質追加料金なしで加入できる | ・購入金額の5%分のポイントがかかる ・物損の保証はなし |
ビックカメラの延長保証(ビック長期保証)は商品金額の5%のポイントで加入出来るのが特徴。
ポイント還元率は現金払いで基本10%あるため、実質的に追加料金なしで加入できます。
保証期間も5年と長期間なのも嬉しい点です。
一方でAmazonの延長保証とは異なり、物損には対応していないのがデメリットと言えるので注意しましょう。
ケーズデンキ
ケーズデンキの延長保証の内容
対象機器 | 製品本体(付属品は対象外) | |
保証期間・回数 | 3年または5年(メーカー保証期間を含む) 保証回数制限なし | |
保証対象となる故障 | 家庭用に使用し、取扱説明書、本体注意ラベル等の注意書に従った正常な使用状態で生じた故障 | |
料金 | 無料 |
ケーズデンキの延長保証のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・購入時に手続きなしで自動的に加入できる ・最大5年間の長期保証 | ・保証期間が3年のモデルあり |
ケーズデンキの延長保証は購入時に追加料金なしで自動的に加入することが出来るのが特長。
有料の延長保証と比較すると内容の充実度は低め(保証対象は自然故障のみ、保証期間も3年または5年)となっていますが
手軽でシンプルな内容を好む人にはおすすめです。
なるべくお得に買う
故障時の出費に備えるという意味ではなるべく安く購入することも重要。
その場合はダイソン公式オンラインストアでの購入がおすすめです。
というのも、ダイソン公式オンラインストアでは最低価格保証のサービスがあるのが大きな理由。
購入日から2日以内に、対象となるサイトで購入価格よりも低い価格で同一製品が販売されていた場合、その差額を返金してくれます。
ダイソン公式オンラインストアの最低価格保証
ダイソン公式オンラインストア記載の製品販売価格は、当社指定家電量販店※の公式オンラインサイト(以下「販売店対象サイト」という)の中で、最も低い価格と同価格になるように、毎営業日に更新しております。
万が一、ダイソン公式オンラインストアで購入された同一製品が、購入日から2日以内に、販売店対象サイトにて、より低い価格で販売されていた場合、その差額を返金いたします。
※エディオン、ケーズデンキ、上新電機、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ
また特定の製品が期間限定でお得に購入できるキャンペーンも開催されているので、ぜひチェックしてみてください。
さらにダイソン公式楽天市場店、ダイソン公式Yahoo!ショッピング店でも多くのキャンペーンが実施されています。
こちらでの購入の場合、価格保証の適用されませんが、ポイントを利用することでよりお得に買える場合があります。
普段から楽天市場、Yahoo!ショッピングを使っている人はぜひチェックしてみてください。
まとめ
本記事は「ダイソンの保証期間は5年?期間が過ぎたらどうすればいい?保証の内容と確認しておきたい延長保証を解説」について書きました。
ダイソンの保証期間は基本的に2年間であり、期間が過ぎてしまった場合は有償での修理や買い替えが必要となります。
2年間の保証期間だけでは不安な場合にはAmazonやケーズデンキやビックカメラなどの販売店の延長保証への加入も検討してみましょう。
本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。