ルンバの保証はつけるべき?延長保証の必要性を解説【ケーズデンキ楽天などおすすめ延長保証も紹介】

ロボット掃除機のパイオニアである「ルンバ」。

現在でも高い人気と信頼度を誇っており、ロボット掃除機ならルンバを買いたいという人も多いのではないでしょうか。

そんなルンバですが、長期間便利に使える一方で、劣化や事故による故障の可能性も高い家電です。

そのため、ルンバの購入前には保証期間や延長保証サービスについてきちんと調べておくことが大切です。

この記事ではルンバの保証について詳しく解説していきます。ルンバを安心して購入、使用したい人はぜひ最後まで読んでみてください。

知っておきたいルンバの保証、修理の情報

ルンバのメーカー保証期間、保証内容

通常であれば、ルンバのメーカー保証期間は購入日から1年間です。

この期間中に下記の条件を満たす場合であれば、無料で修理もしくは交換してもらえます。

保証書もしくは販売証明書がない場合、移動時の落下や不適切な取扱いが故障の原因の場合は保証対象とならないため注意です。

なお保証期間内でルンバにペット(犬、猫)の排泄物が付着してしまった場合、

• ルンバ jシリーズ
• ルンバ コンボ jシリーズ

については、iRobot Homeに接続し、アプリ上の設定で障害物検知が自動（推奨）の状態で使用していた場合に限り、1回であれば保証可能とのこと。

毛玉や吐しゃ物の場合は保証対象外となることには注意ですが、ペットを飼っている人には嬉しいサービスです。

ルンバの修理費用

メーカー保証が適用外の故障で修理を依頼する場合は有償となります。

ルンバの修理費用について、メーカー(アイロボット)からは具体的な金額は公表されていません。

参考として、SNSや商品レビューには修理料金に関する以下のような口コミが見られました。

故障したルンバの定価の半額くらいの修理料金であったという情報が多く見られました。

ルンバの価格が5～10万円程度と考えると、半額でもかなりの出費となってしまいます。

またルンバのようなロボット掃除機の耐用年数は6年程度と言われており、その間に複数回故障することも十分に考えられます。

そのたびに修理費用を払うのは大変。メーカー保証は1年間のみであることから、出来る限り長く使用したい場合は延長保証などの対策しておくことが大切です。

ルンバの延長保証は必要か

筆者としては、ルンバの延長保証には加入したほうがよいというのが結論。

その理由としては以下のことが挙げられます。

1.2.については上記で確認した通り。

ルンバの耐用年数や修理費用を考えると、通常のメーカー保証だけでは不十分というのが正直なところです。

また3.のルンバで加入できる延長保証が充実しているのも大きな理由の一つ。

無料が加入できるものや保証が手厚いものなど、自分に合うものを選択できます。

その延長保証の詳しい内容について次から解説していきます。

ルンバの延長保証

ルンバの延長保証に加入したい場合、購入時にメーカー(アイロボット)公式または販売店が提供する保証に加入することになります。

販売店の延長保証はそれぞれ料金やサービス内容が異なるため、どこで購入するかが重要となります。

ここでは、おすすめの延長保証を提供している販売店を紹介します。

アイロボット公式オンラインストア

アイロボット公式オンラインストアの延長保証の内容

対象機器		ルンバ本体およびクリーンベース
保証期間		3年（メーカー保証1年+延長保証2年）
保証内容		取扱説明書及び同梱している資材に従った屋内での正常な使用で故障した場合
修理料金		無料
備考		修理後90日以内に不具合が再発した場合は保証期間終了後でも無償再修理可

アイロボット公式オンラインストアの延長保証のメリット・デメリット

メリット	デメリット
・無料(ユーザー登録は必要) ・公式ストア限定の購入特典が豊富	・保証期間(３年間)が他の販売店の保証と比較して短め

まず紹介するのはルンバのメーカーであるアイロボットの公式オンラインストア。

ルンバの購入後、ユーザー登録するだけで３年間の延長保証に無料で加入できます。

また公式オンラインストアでの購入の場合、下記のような豊富な特典もあります。

このように延長保証以外にも公式オンラインストアで購入するメリットは大きいのでおすすめです。

なおデメリットを挙げるとすると、延長保証期間が３年間と若干短めな点。

家電量販店などサービスでは５年延長保証の場合もあるため、ハイスペックのルンバをなるべく長く使用したい場合などはそちらを検討するのもいいでしょう。

ケーズデンキ

ケーズデンキの延長保証の内容

対象機器		製品本体（付属品は対象外)
保証期間・回数		3年または5年（メーカー保証1年を含む）　保証回数制限なし
保証対象となる故障		家庭用に使用し、取扱説明書、本体注意ラベル等の注意書に従った正常な使用状態で生じた故障
料金		無料

ケーズデンキの延長保証のメリット・デメリット

メリット	デメリット
・購入時に手続きなしで自動的に加入できる ・最大５年間の長期保証	・保証期間が３年のモデルあり

多くの家電量販店も独自の延長保証サービスを提供しています。

ケーズデンキの延長保証の場合購入時に追加料金なしで自動的に加入することが出来ます。

保証対象となる故障はメーカー保証と同様で自然故障のみ。

ルンバj7、ルンバj9などの高価格帯のモデルは保証期間が５年間となっており、公式オンラインストアよりも長期間となっています。

ハイスペックなルンバをなるべく長く使いたい場合などに適しています。

その他に独自の保証や特典などはありませんが、手軽でシンプルなサービス内容が魅力となっています。

ビックカメラ

ビックカメラの延長保証の内容

対象機器		製品本体（付属品は対象外)
申し込み期間		本体の購入時
保証期間・回数		5年（メーカー保証1年を含む）期間中何度でも可
保証内容		通常故障（日本国内で保証商品の取扱説明書・本体注意ラベル等の注意書に従った正常な使用状態での故障）が発生した場合
上限金額		購入金額の80％（上回る場合は、代替品を提供して保証終了）
料金		商品金額(税込)の5％分のポイント

ビックカメラの延長保証のメリット・デメリット

メリット	デメリット
・どのモデルでも保証期間が５年間	・購入金額の5%分のポイントがかかる

ビックカメラの延長保証(ビック長期保証)は商品金額の5%のポイントで加入出来るのが特徴。

ポイント還元率は現金払いで基本10％あるため、追加料金なしで加入できます。

保証期間も５年と公式オンラインストアよりも長期間なのが嬉しいです。

楽天

楽天あんしん延長保証の内容

対象機器			製品本体
申し込み期間			本体の購入時
保証期間・回数		自然故障	5年間(メーカー保証１年+延長保証4年) 保証回数に制限なし
		物損	５年間　３回まで保証
保証対象となる故障		自然故障	取扱説明書に従って正常に使用した場合に生じた場合
		物損	破損、破裂、火災、落雷、異常電圧、水濡れ、風災、雪災などで製品が正常に働かなくなる場合
上限金額		自然故障	製品の購入金額 ・修理不可の場合や、修理費用が保証上限金額を上回る場合は、代替品(新品)を提供して保証終了
		物損	購入日からの経過年数で保証上限が変動 0年~1年未満 購入金額×100%　 1年~2年未満 購入金額×50%　 2年~3年未満 購入金額×40%　 3年~4年未満 購入金額×30%　 4年~契約終了日 購入金額×20% ・保証を履行した際、製品購入金額から修理で掛かった費用を差し引いた金額が保証残額となり、保証残額と保証上限金額を比べて低い方が保証限度額 ・修理不可の場合や、修理費用が保証限度額を超える場合は、保証限度額と修理見積額または代替品の差額を負担いただくことで、修理または代替品を提供して保証終了
料金			有料(本体の購入金額の10%程度)

楽天あんしん延長保証のメリット・デメリット

メリット	デメリット
・物損にも対応 ・保証期間が５年	・有料(本体の購入金額の10%程度)

アイロボット公式楽天市場店でルンバを購入する際には、オプションとして楽天あんしん延長保証に加入することが出来ます。

楽天あんしん延長保証の最大の特長は物損(衝撃や落下による破損や水濡れなど)にも対応していることです。

ルンバの段差からの落下や、ペットの排泄物の吸引などの事故が原因となる故障もよく見られます。

楽天あんしん延長保証ではそれらの故障に幅広く対応してくれます。

保証期間も5年間の長期であり、保証の手厚さはピカイチ。故障に対する不安を最小限まで抑えたい人にはおすすめです。

一方で、加入が有料であることがデメリット。

とはいえ延長保証料金は製品金額の1割程度。ほとんどの有償修理1回分よりも安い料金と言えるでしょう。

また物損の保証上限金額については自然故障と異なるため注意が必要です。

Amazon(ヤマト運輸事故保証プラン)

Amazon 事故保証プランの内容

対象機器			製品本体
申し込み期間			本体の購入時
保証期間・回数		自然故障	5年間(メーカー保証１年+延長保証4年) 保証回数に制限なし
		物損	５年間　保証回数に制限なし
保証対象となる故障		自然故障	本製品の取扱説明書や注意書に従って正常に使用したにもかかわらず、本製品に生じた電気的・機械的故障で且つ、本製品の製造メーカーの保証規定にて保証対象となる故障
		物損	破損、破裂、火災、落雷、異常電圧、水濡れ、風災、雪災等の偶然の事故に起因して本製品の機能が正常に働かなくなる場合
上限金額		自然故障	製品の購入金額 ・修理不可の場合や、修理費用が保証上限金額を上回る場合は、代替品(新品)を提供して保証終了
		物損	購入日からの経過年数で保証上限が変動 0年~1年未満 購入金額×100%　 1年~2年未満 購入金額×50%　 2年~3年未満 購入金額×40%　 3年~4年未満 購入金額×30%　 4年~契約終了日 購入金額×20% ・保証上限金額と物損保証の修理の履行により発生した累積費用を差し引いた金額のいずれか低い金額が保証限度額。 ・1 回の修理費用が保証限度額 を超過する場合には代替品を提供。保証限度額内での代替品の提供が困難な場合には、代替品の購入金額の一部を負担。代替品の提供により保証終了。
料金			有料(本体の購入金額の10%程度)
備考			修理の際の回収・出張費は無料

Amazon 事故保証プランのメリット・デメリット

メリット	デメリット
・物損にも対応 ・保証期間が５年 ・修理時の往復送料が無料	・有料(本体の購入金額の10%程度)

Amazonでの購入時にもオプションとしてヤマト運輸が提供する事故保証プラン(延長保証)に加入できます。

保証内容については自然故障だけでなく物損も対象となるのが特長。楽天あんしん延長保証と似たサービス内容となっています。

そのため、楽天またはAmazonの延長保証を考えている場合は、普段よく利用する方で購入・加入すればよいと思います。

またヤマト運輸のサービスらしく修理依頼時にはドライバーが無料で回収に来てくれるのが独自のメリットと言えます。

まとめ

本記事は「ルンバの保証はつけるべき?延長保証の必要性を解説【ケーズデンキ楽天などおすすめ延長保証も紹介】」について書きました。

ルンバの耐用年数やメーカー保証期間、修理費用を考えると延長保証に加入するのがおすすめ。

延長保証は特典が豊富なアイロボット公式オンラインストア、手軽で長期保証のケーズデンキやビックカメラ、物損も保証してくれる楽天、Amazonなどがおすすめです。

本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。